今回はOverkill Softwareが開発したクライムアクション
PAYDAY2(PC版)
の紹介をします。PC以外でもほとんどのプラットフォームでプレイ可能です。
ギャングの一員として銀行強盗を始めとした犯罪行為に手を染める反社会的ゲーム内容になってます。本格的なFPSで犯罪をメインにしたゲームって意外と珍しいんじゃないでしょうか。
悪党にとってのPAYDAY(給料日)は犯罪する日のことを指してるという洒落たタイトル。
目次
■はじめに
■ディテクションリスクと銃のカスタイズ
■スキルビルド
■ゲームの流れ
■まとめ
このゲーム、発売は2013年です。
PC版は公式では日本語化されていないので有志の日本語化MODを導入しています。
なぜ今更PAYDAYかというと最近発表されたGTFOと同じ開発チームによって作られているからなんですね。GTFOはまだベータ版(2020年2月時点)なのですが、その極悪難易度によって一部界隈で話題になった協力FPSです。
ただあまりにハードコアすぎて全然進まないためちょっとPAYDAYに戻ってみたら予想外にはまってしまった。やはり人間報酬がわかりやすく受け取れるほうが楽しい。
上記の画像のように銀行を襲撃して現金をいただいたりするのが代表的なミッションですが、他にも選挙の不正に関与したり敵対組織を潰したりとバラエティに富んでいます。ゆくゆくはかの有名な白い家に乗り込むことも…?
ゲーム内容も独特なのですがそれに加え
・連携協力プレイが重要な４人COOP
・正面突破だけでなく完全ステルスの選択肢が取れる自由度の高さ
が魅力です。
協力プレイといってもあまり協力要素がなくただ一緒にプレイしているだけのゲームも多い中、本作の協力プレイは一味違います。
犯罪行為は露見しないのが一番！
銀行襲撃時には連携して警備員や監視カメラを無効化し、一般客を拘束し、金庫を破り密やかにお宝を運び出す。この流れを協力して成し遂げた時の達成感はなかなか他のゲームでは味わえません。最初は戸惑うかもしれませんが慣れればだいたいのミッションで応用が効くので習うより慣れろです。
とはいったもののステルスプレイをするにはそれなりの装備やスキルも必要になってくるので最初は開き直って寄生してレベル上げとゲームプレイの感覚を掴みましょう。野良でもステルスプレイなのに速攻で通報されるようなミスをしなければキックされるようなことはないはず。多分。
AIは戦闘はしてくれるものの強盗の手伝いは全くしてくれないためオンラインプレイ推奨です。
■ディテクションリスクと銃のカスタイズ
そのために最初に知っておきたいのはディテクションリスクという本作独自のパラメータです。大体のミッションは初期状態では一般人として振舞っていますが、デカい銃なんかを持ち込んでいている場合はディテクションリスクが上がってしまい通報される危険性が高まります。
なのでバレルを切り詰めたり折り畳みストックに取り換えたりして隠密性を高めていくことになります。銃の種類はかなり多く、細かいカスタマイズまで可能です。
銃好きの私的にはカスタマイズの豊富さはかなりのプラスポイント。ミニガンや火炎放射器、ロケットランチャーなどややニッチな武器まで取り揃えています。
ミニガンが常用できるというだけで飯３杯はいけるね。
■スキルビルド
銃のカスタマイズも豊富なのですが、本作はスキルも豊富です。
カスタム好き歓喜。
スキルは5つのクラスの中に３つのツリーがありそれを下位のスキルから自由に取得できます。スキルには基礎効果のベーシックと上位効果のエースがそれぞれ設定されています。
・MASTERMIND
Medic ： 味方を回復する。最上級スキルの遠距離蘇生は高難度で必須。
Controller ： 民間人や敵を拘束する。敵を寝返らせることも可能。
Sharpshooter ： ライフルに関する能力
・ENFORCER
Shotgunner ： ショットガンに関する能力
Tank ： 防御力に関する能力。最上級まで上げると全身防護装備が使える。
Ammo Specialist ： 弾薬補給に関する能力
・TECNICIAN
Engineer ： タレットを強化できる。あまり人気がない模様..。
Creacher ： 金庫破りに関する能力を取得できる。一人は所持しておきたい。
Oppressor ： 銃の扱い全般を強化できる。
・GHOST
Shinobi ： ステルス能力を強化できる。ステルスプレイには必須。
Artful Dodger ： 隠密能力を高めると回避性能が上がる。高難度で有効。
Silent Killer ： 隠密能力を高めると火力が上がる。
・FUGITIVE
Gunslinger ： ハンドガンを強化できる。微妙？
Revenant ： ダウン時に各種能力を強化。プロは他人の手を煩わせない。
Brawler ： 近接に関する能力を強化。微妙？
改めて見るとけっこう色々ありますね。
これに加えてパークという能力も付与できるので自分だけのビルドを追求できると思います。正直高難度では遊びが許されないため必須スキルで固める必要があるのですが、一定レベルを超えた高難度は次元が違うためしばらくは気にする必要はありません。というか私も未だに最高難易度はクリアしていません。
■ゲームの流れ
代表的なステルスプレイの流れに関して説明します。
強盗系のミッションは初期状態では一般人に扮して下見をするところから始めます。この状態では見る以外のことはできないのですが一部スキルを取得するとスポットやアイテムの取得等が可能になります。が、基本は下見です。
大体のカメラや警備員の位置を把握したらマスクを着用してビズの開始です。マスク着用状態で発見されると即通報されるので無力化するなりジャミングをかけるなどして対応する必要しなければいけません。警備員を無力化した際は無線に応答してごまかす必要があったり監視カメラを無力化するために警備室を抑えたりと計画は綿密に立てる必要があります。また民間人を殺害するとペナルティがあるので人質は生きたまま目につかないところに固めておくのがスマートな犯罪者の嗜み。
ほとんどのミッションではステルスに失敗するとそれまでの行動が無駄になることが多いので、難しそうなら最初から殴り込みをかけるのも選択肢の一つですがステルスボーナスがあるので慣れてきたらチャレンジしたいところです。
スムーズに警備員や客を制圧できれば後はゆっくりお宝をいただくだけですが運悪く通報されてしまうと駆け付けた警察官と壮絶な銃撃戦に突入します。非合法な組織に殴り込みをかけた際にも即通報されます。実は裏で繋がってたんじゃないのか？
投入される人員には際限がないのでアメリカで警察組織に所属するのは自殺行為だという命の大切さを教えてくれるゲームです。なんて道徳的なゲームなんだ（棒）
もちろん単なるやられ役ではなく特殊な隊員もおり、テーザーガンで行動不能にしてくるテイザー、デカくて固いブルドーザー、一撃でダウンさせてくるクローカーなど曲者揃いです。それぞれ特殊な音を発しているので警戒しましょう。セリフのバリエーションも多いのですがどちらが悪役かわからないくらい口が悪いのはご愛嬌。
■まとめ
古いゲームではあるのですがつい最近までDLCが更新され続けており息の長いゲームです。DLCの数がかなり多いため基本状態だとロックされている要素が7割くらいを占めているためDLC商法かよ！と思ってしまうかもしれませんが長い年月をかけて追加されてきたものなので怒らないでください。
値段も安く全部まとめて買ってもフルパッケージのゲームより安いと思います。必要なものを買うだけなら単発ガチャを回すくらいのものです。ジョンウィックなどの映画とのコラボも何度か行われておりあまり似てないと話題の実在の俳優をモデルにしたキャラクターもいるので気に入ったものがあれば気軽に買い足しちゃいましょう。トップ画像のジョーカーの服も着られますよ。
クライムアクション自体珍しいジャンルだと思うのでたまには変わったシューターがやりたいというだけで手を出しても後悔はしないと思います。
これであなたも毎日がPAYDAYだ！
